原作でも台詞回しとかファンタジックーと思っていましたが、映画だとさらに際立つなぁと思いました。
ファンタジーな話だと思えば、いろいろとフィルターにかけてみることができて、それはそれは美しい話になります。
しかし、キスシーンと、最後の写真展のシーンだけは、そのいろんなフィルターを忘れて、見入ってしまった……。美しく丁寧に作られてきた描写が、最後の最後の喪失感に繋がるのかもしれません。
キアヌ・リーブスが見れて良かった。
うん、それだけ。
いや、最初の方は面白いなぁと思ってみてた。ノーベル賞受賞者との会話のシーンの雰囲気とかも好きです。
いろんなものが粉々になっていくのとかもね。ノアの方舟的な解釈も(あれ、ノウイングと記憶がごっちゃになってきたぞ)
でも、あのお子様が絡んでくると、あれあれあれ?って傾いていって。
あ、ちょっとネタバレしますよ。