バックドラフト

(1991年アメリカ ★★★☆☆)

USJのアトラクションに行ってから、気になったので見てみました。借りたDVDがドナルド・サザーランドのシーンがぶつ切りになっていたため、一番いいシーンを見逃したのではないだろうか……。かっこよかったのに。

20年以上前の映画なんですねぇ……。ロバート・デ・ニーロが若く感じられました。

お兄ちゃんの気持ちも弟の気持ちもなんとなくわかって。お兄ちゃんの精一杯だけど不器用な愛を、弟も受け止められないし、弟のどうしようもないけど頑張ろうと思っている気持ちをお兄ちゃんも理解できないんだろうなぁと思ったり。もやもやしました……。

火のシーンはさすがですね。生き物のような火がとても怖かった。今ならCGとかの技術でなんとでもなるけど(ハリー・ポッターの獣の形をした炎をなんとなく思い出した)、当時はどうしてたんだろうなぁ。

スコット・グレンが、防火の下着を二重も着たり万全の準備をして、実際に火をつけたと言っていたシーンも見た。一度だけ我慢できずに「カット」と言ってしまったっていってたけど、壮絶でしたでしょうね。ちょっとしたやけどでも痛いのにな。

しかし、ウィリアム・ボールドウィンのあの甘い顔……そりゃ兄ちゃんも心配するし、いらいらもするわ(^^)

スカイフォール

(2012年アメリカ・イギリス ★★★★☆)
ダニエル・クレイグのことが大好きなので、★一つ増やしました! やっぱり「カジノ・ロワイヤル」が一番好きですねー。しかし、あのCMの電車に飛び乗って、さりげなく袖を直すというシーンが見れてそれだけで満足……。

しかし、全体的にはアクションシーンも大人しめだったかな。やはりボンドがお年寄り扱いだったから?やたらといろんなところで、世代交代を強調されて、むーそんな扱いして欲しくないなぁ……なんて思いつつ。

しかし、そんな世代交代強調してくれた存在の、Qは結構好きかも。続編があるなら、ちょっと彼も楽しみです。最後に彼が悔いあらためて(?)ボンドにペン型爆弾をツン気味に「暇つぶしに作ってみたんだけど」と渡すシーンを妄想してニヤニヤしてみるけど、しそうにないよね。

前評判のシルヴァとボンドの関係は、そんなに思ったほどではなかった……(ちっ)ネズミの話は、結構インパクトあり。私的には最後に残った2匹というところで、呪術?とか思ったけど。ほら、ひとつの箱に毒蛇とか毒蛙とかムカデとか蜘蛛とか閉じ込めて、土中に埋め、何日か経って掘り起こしたときに生き残っている物を使って呪いをかけるってやつですよ。

おじいちゃんとおばあちゃんとボンドで、そこに在る物を使って敵を迎え撃つというのは面白かったです。ああいうの「マスター・キートン」的で好きです。さて、ボンドの母親の名前が モニカ、これってmのことかな と思うのは、ちょっと読みすぎかなと思うけど、ちょびっとだけ頭をよぎった。日本語訳でなくて英語が分かればなぁと思いました。そして、その英語の微妙な含みとかが分かれば、もっと理解できるのかも。そう、日本語の字幕に違和感を感じるので、そういう意味でもね。

しかし、最後のシーンもいいですなぁ。新しい続きが始まるって感じでね。しかし、レイフ・ファインズって、なんでそこにいるだけで、イギリスらしさがぐっと増すのかねぇ……。

まぁ、いつまでもしこりになってるのは……あのカジノのシーンで、人が爬虫類に食べられるのって、ギャグ?とか思ってしまった。

冷たい熱帯魚

(2010年日本 ★★★☆☆)

なんで借りちゃったかな……と思うしんどい映画でした……。

でも、なんか、見て良かったとも思いました。

実際起きた事件はもっとハードだったらしいです……。

人の心を掴む話術、そこまで至ってしまった経緯。なんだか理解しがたいですが、そこを知りたいとも思います。

しかし、最後の最後のあの娘さんの行動は……切れたのか、本心なのか。

RED

(2010年アメリカ ★★☆☆☆)

ヘレン・ミレンが見たくて見たようなもので、やっぱりヘレン・ミレンが出てなかったらやっぱりおもしろくなかっただろうなぁ……と思いました。

気楽に見るにはいいとは思います。